証券会社名 | 株の売買手数料 | 取引ツール・投資情報 | 投資商品 | 総合評価 | 口座の特徴 |
SBI証券 | ★★★★★4.7 | ★★★★★4.8 | とても多い | S | 評判 |
楽天証券 | ★★★★★4.7 | ★★★★★4.7 | とても多い | S | 評判 |
マネックス証券 | ★★★★☆4.2 | ★★★★★4.6 | とても多い | S | 評判 |
株初心者がネット証券を選ぶとき、「株の売買手数料の安さ」、「取引ツール・投資情報の充実さ」、「投資商品の多さ」の3つが重要です。
なぜなら、株取引の度に売買手数料がかかるので、高い手数料を払っていては利益が少なくなってしまうからです。
また、株を始めるとき、取引ツールや投資情報などが充実している方が、投資をしやすいかと思います。
さらに、ネット証券で取引できる投資商品が多い方が、将来的に投資の選択肢が多くなり有利です。株に慣れてきたら、いろいろな投資に挑戦することもできます。
このように、以上の3つを押さえていれば、初心者でも証券会社選びで失敗しなくてすむかと思います。
目次
「1回あたり」の株の売買手数料(税抜き)で比較
ネット証券であれば、全体的に取引手数料は安いのですが、その中でも各社に差があります。
以下の表に、「1回あたり」の証券会社の株式売買手数料(税抜き)を約定代金ごとにまとめました。
証券会社名 | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 50万円まで | 100万円まで |
むさし証券 | 75円 | 95円 | 175円 | 175円 | 320円 |
DMM.com証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 180円 | 340円 |
ライブスター証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 180円 | 340円 |
GMOクリック証券 | 88円 | 98円 | 241円 | 241円 | 436円 |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 250円 | 487円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 250円 | 487円 |
立花証券 | 100円 | 150円 | 225円 | 325円 | 575円 |
岡三オンライン証券 | 99円 | 200円 | 350円 | 350円 | 600円 |
カブドットコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 250円 | 990円 |
岩井コスモ証券※1 | 80円 | 160円 | 240円 | 400円 | 800円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 250円 | 450円 | 1,000円 |
松井証券※2 | 無料 | 300円 | 300円 | 500円 | 1,000円 |
みずほ証券 | 950円 | 950円 | 950円 | 1,575円 | 3,150円 |
大和証券 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,725円 | 3,450円 |
※1 岩井コスモ証券は、お得な「アクティブコース(1日定額制)」の手数料を載せています。
※2 松井証券は「1回あたり」の手数料コースがないので、「1日定額制」の手数料を載せています。
取引ツール・投資情報が充実している方が良い理由
一口にネット証券といっても、各社によって、無料で使える取引ツールや投資情報の提供に差があります。
まず、初心者は、使いやすくて無料で使える取引ツールがある証券会社を使うべきです。投資に慣れてきたら、高性能で有料の取引ツールを使うことを考えても良いかもしれません。
最近では、スマホから株取引をする人も多いため、ネット証券ではアプリの開発などにも力を入れています。
また、投資情報は、ログイン内ページやメール配信で無料で受け取ることができます。ここで、できるだけ有益な情報を提供している証券会社を選ぶことが重要です。
なぜなら、中には、証券会社が売りたい商品の営業メールばかりを送ってくる酷い証券会社もあるからです。
マーケットの情報や個別銘柄の情報など、投資家にとってお得な投資情報を提供してくれる証券会社を選びましょう。
そうは言っても、どこのネット証券の取引ツール・投資情報が充実しているのかは、使ってみるまでなかなか分かりにくいかと思います。
そこで、管理人が10社以上のネット証券を実際に使ってみて、取引ツール・投資情報の充実さをランキングしました!
投資商品が多い方が有利な理由
証券会社によっては、あまり投資商品が多くないところもあります。その分、株の売買手数料が安かったりします。
しかし、将来的なことを考えると、多くの投資商品がある証券会社を選ぶ方が、投資の選択肢が多くて有利です。
例えば、株の取引に慣れてきたら、株主優待やIPO(新規公開株)投資などにチャレンジするのもアリです。
株主優待とは、条件を満たした株主に対して、企業が感謝の意味を込めてモノやサービス券を贈ることを言います。
IPO(新規公開株)投資とは、証券会社からIPOを抽選で取得して、初値がついたらすぐに売ることです。年間勝率が8割、1回の取引で平均収益10万円を超えることも多い、低リスク・高リターンの投資です。
このように、投資商品が多い証券会社を選んでおくと、将来的に投資の選択肢が多くなるので重宝します。
【総合評価ランキング】(株の売買手数料、取引ツール・投資情報、投資商品)
証券会社名 | 株の売買手数料 | 取引ツール・投資情報 | 投資商品 | 総合評価 | 口座の特徴 |
SBI証券 | ★★★★★4.7 | ★★★★★4.8 | とても多い | S | 評判 |
楽天証券 | ★★★★★4.7 | ★★★★★4.7 | とても多い | S | 評判 |
マネックス証券 | ★★★★☆4.2 | ★★★★★4.6 | とても多い | S | 評判 |
松井証券 | ★★★★☆4.1 | ★★★★★4.6 | 普通 | A | 評判 |
カブドットコム証券 | ★★★★☆4.2 | ★★★★☆4.4 | とても多い | A | 評判 |
岡三オンライン証券 | ★★★★☆4.3 | ★★★★☆4.2 | 少ない | B | 評判 |
GMOクリック証券 | ★★★★★4.8 | ★★★★☆3.6 | 多い | B | 評判 |
立花証券 | ★★★★☆4.4 | ★★★★☆3.9 | 少ない | B | 評判 |
ライブスター証券 | ★★★★★4.9 | ★★★☆☆3.3 | 普通 | C | 評判 |
むさし証券 | ★★★★★4.9 | ★★★☆☆3.2 | 普通 | C | 評判 |
DMM.com証券 | ★★★★★4.9 | ★★★☆☆3.1 | 普通 | C | 評判 |
表の証券会社は、管理人が口座を開設済みです。
株の売買手数料、取引ツール・投資情報、投資商品の評価は、管理人の調査や体験談に基づいて点数をつけています。
上の表の「口座の特徴」に、証券会社の「評判」を詳しく載せていますので、気になった証券会社をクリックしてみてください。
また、期限付きで口座開設のキャンペーンをしているお得な証券会社もあります。例えば、期間限定で株式売買の手数料が無料になったりします。詳しくは、公式サイトをチェックしてみてください。
もし、どうしても一つに決められない場合、複数の証券口座を作っておいて、いくつか試しに使ってみるのもアリです。
管理人は、複数の証券口座があるおかげで、いいとこ取りで投資ができているかと思います。
例えば、IPO投資ではSBI証券、株主優待では楽天証券、単元未満株ではカブドットコム証券を使ったりしています。その他にも、質の高い投資情報を収集するために、丸三証券も利用しています。
ここで紹介している証券口座の開設費や管理費は無料ですので、仮にあまり使わなくなったとしても、費用はかからないので心配いりません。
キャンペーンの期限が切れる前に、また、投資チャンスを逃さないためにも、早めに口座を開設しておきましょう。
SBI証券
ネット証券口座開設数NO.1の証券会社
SBI証券は、売買手数料が格安で、取引ツール・投資情報や投資商品も充実している証券会社です。
ネット証券の中で口座開設者数がNO1であり、多くの人に支持されているのもおすすめできます。実際に管理人もよく使っていて、総合的にイチオシの証券会社です。
単元未満株 | 株主優待 | IPO(新規公開株) | 夜間取引(PTS取引) | 投資信託 | NISA | 未成年口座 |
〇 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
SBI証券の特徴は、単元未満株が買える、株主優待に使いやすい、IPO(新規公開株)の取扱実績が多い、夜間取引(PTS取引)ができる、投資信託が多い、NISA、未成年口座の開設ができるなどが挙げられます。
また、SBI証券では、「S株」と言うサービスで単元未満株の取引ができます。SBI証券の単元未満株の手数料は、以下の表のとおりです。
単元未満株 | 約定代金 | 1万円 | 2万円 | 5万円 | 10万円 | 20万円 |
S株 | 売買手数料(税抜き) | 50円 | 100円 | 250円 | 500円 | 1,000円 |
SBI証券を使った単元未満株の取引体験談は、「SBI証券のS株(単元未満株)とは? 実際に売買してみた!」に書いてありますので、良ければ参考にしてください。
楽天証券
初心者でも使いやすい証券会社
楽天証券は、売買手数料が格安で、取引ツール・投資情報や投資商品も多いです。そのため、株取引をするとき、初心者でも使いやすい証券会社と言えます。
単元未満株 | 株主優待 | IPO(新規公開株) | 夜間取引(PTS取引) | 投資信託 | NISA | 未成年口座 |
× | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
株式投資に馴染みがない人でも、野球やネットショッピングで「楽天」の名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
初心者の人は、親しみやすい会社を選んで、株式投資を始めるのも良いかと思います。
補足ですが、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を使うと、年0.10%の優遇金利を受け取ることができます。
マネックス証券
初心者だけでなく経験者にもオススメな証券会社
マネックス証券は、売買手数料が割安で、取引ツール・投資情報や投資商品も多いです。そのため、株をするとき、初心者だけでなく経験者にもおすすめできます。
単元未満株 | 株主優待 | IPO(新規公開株) | 夜間取引(PTS取引) | 投資信託 | NISA | 未成年口座 |
〇 | 〇 | ◎ | × | 〇 | 〇 | 〇 |
実は、管理人が初めて証券口座を開設したのは、マネックス証券です。取引ツールや投資情報などが充実していて、初心者でも使いやすいと友人から聞いて口座を開設しました。
実際に使ってみて、そこそこ使いやすかったです。
そのあと、管理人は、SBI証券や楽天証券でも口座を開設しましたが、今でもマネックス証券をよく使っています。
また、マネックス証券では、「ワン株」と言うサービスで単元未満株も取り扱っています。マネックス証券の単元未満株の手数料は、以下の表のとおりです。
単元未満株 | 約定代金 | 1万円 | 2万円 | 5万円 | 10万円 | 20万円 |
ワン株 | 売買手数料(税抜き) | 50円 | 100円 | 250円 | 500円 | 1,000円 |
マネックス証券を使った単元未満株の取引体験談は、「マネックス証券のワン株(単元未満株)とは? 実際に売買してみた!」に書いてありますので、良ければ参考にしてください。
【丸三証券】質の高い投資情報を提供している証券会社
株をしていれば、質の高いニュースや情報が欲しい人も多いはずです。そこで、管理人オススメの投資に必要な情報収集の方法をお伝えします。
上の画像にあるように、丸三証券で口座を開設すると、誰でも「日経テレコン21《丸三証券版》」を利用することができます。
これは、速報ニュース、新聞記事(日本経済新聞朝刊・夕刊、日本産業新聞、日経MJ(流通新聞)、日経地方経済面)、企業決算などを見ることができます。
そのため、管理人は、月額5,000円近くの「日経新聞」を解約しました。その後、特に問題を感じていないので、「日経テレコン21《丸三証券版》」を使ってみることを強くおすすめします。