SBIネオモバイル証券(ネオモバ)とは、Tポイントで有名なCCCマーケティング株式会社とSBI証券との合弁会社です。
2019年4月より、スマホ専用の証券会社としてサービスを始めました。 Tポイントを使って、1株から投資ができるのが大きな特徴です!
他の証券会社との違い(ネオモバ独自)
- Tポイントを使って投資ができるので、現金の入金をしなくても良い!
2. 1回ごとに取引手数料ではなく、月額制のサービス利用料がかかる!
3. 取引しなくても、月額200円(税抜き)のサービス利用料がかかる(一時停止にすれば、翌月以降はかからない)
目次
ネオモバがおすすめの人
ネオモバは、以下の内容に当てはまる方におすすめできます。
- Tポイントが貯まっていて、有効活用をしたい人
- 株式投資を始めて見たいが、損をしたくないので、大きな資金を使いたくない方
- 少額資金やTポイントを使って、株式投資の練習をしたい人
- 1万円からロボアドバイザー投資を始め、ほったらかしで資産運用や積立投資をしたい方
ネオモバのメリット
ネオモバのメリットは、大きく3つあります。以下、順番に詳しくお伝えします。
1. Tポイントを使って、少額から投資ができる
ネオモバでは、Tポイントを使って1株から投資ができます。
これなら、投資に大きな資金が必要なく、500ポイント(500円)からでも、株を買うことが可能です。
また、Tポイントで買った株を売ると、現金になって戻ってきます。つまり、貯まっていて使い道のなかったTポイントを間接的に現金化できるのです。
2. 月額200円の手数料から取引し放題
約定金額 | 50万円まで | 300万円まで | 500万円まで | 1,000万円まで |
サービス手数料(税抜き) | 200円 | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
SBIネオモバイル証券は、1回の取引ごとではなく、月額でサービス利用料がかかります。
1ヶ月の約定金額の合計が50万円以下であれば、手数料が200円(税抜き)で取引し放題となります。
ただし、全く取引をしなくても、毎月200円(税抜き)の手数料がかかる点は注意が必要です。
一方、1ヶ月間取引をしなかった場合でも、毎月Tポイントが200ptもらえるのはありがたいです。
補足1: ネオモバで付与されるTポイントについて
ネオモバでは、50万円以下の取引までなら200ポイントがもらえるので、手数料がほぼ無料で投資ができるとも言えます。
ただし、付与されるポイントは、期間固定Tポイントで他では使えません。また、ネオモバのサービス利用料、「WealthNavi for ネオモバ」でも使えません。
ポイントには、有効期限がある点にも注意が必要です。
補足2: ネオモバは、サービスの一時停止をすると、来月以降はサービス利用料がかからない
ネオモバでは、サービスを一時停止すると、来月以降は月額サービス利用料がかかりません。
これなら、口座を解約することなく、取引したい月だけ使うことができます。
ネオモバで投資の練習をして、他の証券会社でももう少し大きな投資をしたくなった場合は、サービスの一時停止をしておくと良いでしょう。
ネオモバで口座を開設したあと、「WealthNavi for ネオモバ」の口座も開設すれば、1万円からウェルスナビのロボアドバイザーを使うことができます。
上の画像にあるように、「WealthNavi for ネオモバ」とは、ウェルスナビのサービス提携会社の一つです。ウェルスナビは、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)とも提携をしています。最低投資金額が1万円なのは、ネオモバだけです。
また、「WealthNavi for ネオモバ」では、月額5,000円の少額から積立投資をすることができます。補足ですが、ウェルスナビや他の提携会社では、積立投資は1万円からとなります。
ここで注意点ですが、「ウェルスナビ」と「WealthNavi for ネオモバ」は、どちらかしか口座を作ることができません。
繰り返しになりますが、「WealthNavi for ネオモバ」を始めるためには、先にネオモバ(SBIネオモバイル証券)の口座開設が必要です。
ネオモバのデメリット
ネオモバのデメリットは、大きく3つあります。以下、内容を見ていきましょう。
1. 投資商品が少ないため、投資方法が限られる
ネオモバの投資商品は少ないので、投資方法は限られてしまいます。以下が、ネオモバの投資商品です。
・国内株式(現物取引・ETF・REIT)
・WealthNavi for ネオモバ
一方、投資信託やIPO(新規公開株)などは、今のところありません。
初心者にとっては、投資の方法が少ない方が選びやすいでしょう。しかし、経験者にとっては、投資方法が限られるため、少し物足りなさがあるかもしれません。
2. 単元未満株は、注文時間と約定タイミングが決まっているので、値段指定ができない
一般的に、株式市場が開いている日中であれば、好きなタイミングで株を売買できます。
しかし、単元未満株は、市場が開いていても、リアルタイムで取引ができません。なぜなら、証券会社がまとめて注文を出すためです。
また、注文時間と約定タイミングは証券会社で決まっているので、株の値段指定もできません。
ネオモバでは、SBI証券の単元未満株(S株)を売買しますので、注文時間と約定タイミングは以下になります。
単元未満株の注文時間と約定タイミング
証券会社 | 単元未満株 | 当日の後場始値 | 翌営業日の前場始値 | 翌営業日の後場始値 |
SBI証券 | S株 | 00:00~10:30 | 10:30~21:30 | 21:30~24:00 |
補足ですが、株の取引ができる時間は、朝9時~夕方15時です。ただし、休憩時間の11:30~12:30の間は、株の取引はできません。
一般的に、お昼休憩の前の9:00~11:30を「前場」、お昼休憩の後の12:30~15:00を「後場」と言います。
例えば、ネオモバで平日の10時00分に単元未満株の注文をした場合、当日の後場始値で株が約定します。
そのため、S株は、数日単位で行う短期売買に向かない投資と言えそうです。しかし、数ヶ月単位の投資であれば株価が動くので、S株でも十分に利益を出すチャンスがあるかと思います。
3. NISAの利用ができない
ネオモバでは、NISAの利用ができません。
そのため、株の売買で儲かった分に対して課税される約20%の税金は、非課税にはなりません。
ネオモバの利用者の評判・口コミ
他のネオモバ利用者からも、他の証券会社にはない独自サービスが好評のようです。
- 貯まってたTポイントで株を売買して、Tポイントを現金にできるのは嬉しい。
- 初心者だから、少ない資金で始められるネオモバで株デビューしたい!
- ロボアドバイザーも1万円からできるので、やってみようかな。
- 月額200円から取引し放題なのはお得かも!
管理人もネオモバの口座を開設しました!
管理人も、Tポイントを現金化するために、ネオモバで株を売買しています。
資産運用に興味はあるけど、株式投資に抵抗がある人は、Tポイントや少額で始められるネオモバを使って見るのも良いと思います。